東和コーポ 手袋アクティブグリップ発売10周年

2014年05月23日

ゴムタイムス社

 東和コーポレーションは5月22日、ニトリル背抜き手袋「アクティブグリップ」シリーズを発売して今年で10周年を迎えたと発表した。
 同シリーズは、油や摩耗に強いニトリルゴムコーティングの背抜き手袋で、2004年5月の発売以来、製造現場、運輸配送現場で活用され、10年間で累計2600万双を販売している。2004年5月から2014年4月末までの同シリーズ累計販売数は2646万6940双。背抜き手袋とは、手の甲部分を残してコーティングすることで、通気性を持たせた手袋。サイズ展開はS/M/L/LLの3サイズ。カラーはブルーグレー。生産国は中国(東和自社工場)。参考販売価格は410円(税込)。
 同製品は、フィット感がよく細かい作業も得意。人の手の形を徹底的に研究し開発した手型に、伸縮性のあるナイロン素材を採用しているため、指先までぴったりフィットし、細かい作業でも「素手に近い感覚」で効率よく行うことができる。また、油や摩耗に強い性質を持ったニトリルゴムをコーティングし、同社独自のスベリ止め加工「マイクロフィニッシュ」を施すことで、油を使う作業でも優れたグリップ力を発揮する。2013年度売上数は392万2002双で、同社背抜き手袋24シリーズ中1位となっている。
 「マイクロフィニッシュ」加工とは、手袋表面にビロードタッチ(状)の細やかな凹み(凹型スベリ止め加工)を施し、この凹みの一つ一つがタコの吸盤のような働きをすることで、油が付いてもスベリにくく、縦横無尽なグリップ力を発揮する特殊スベリ止め加工。

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