【ホース特集】 タイガースポリマー 海外事業は増収増益を確保

2014年04月26日

ゴムタイムス社

 タイガースポリマーは産業用から家電用、自動車用、土木・建築用まで多様なホース製品をラインナップしている。
 13年度のホース需要は、12年度に比べ5%以上の伸びとなった。これは、原発関連の工事などで動きが良かった11年度に比べ、12年度がやや低調だった反動だと見られている。
 製品別に見ると、上半期は産業用と家電用の動きが良く、下半期は消費増税前の駆け込み需要により、空調用と自動車用が好調だった。
 復興需要については、目立った動きはないものの、アベノミクスにより土木工事関連では需要増があったという。
 同社では、従来静岡工場で行っていた樹脂ホースのアセンブリ加工に関して、一年半前から大阪・伊丹に有する製品倉庫のスペースでも加工を開始した。自然災害などのリスクに備えた対応であるとともに、西日本地域の顧客に対して、スピーディなサービスやデリバリーが提供可能になっている。
 海外に関しては、同社は米国と中国に2社ずつ、マレーシア・タイ・メキシコにそれぞれ1社ずつ事業拠点を設けている。海外事業の収益については、為替効果により増収増益となった。
 国別では、

 

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