【ゴムシート特集】 タイガースポリマー 高付加価値製品を拡充

2014年04月19日

ゴムタイムス社

 タイガースポリマーの2014年3月期(13年4月―14年3月)のセグメント別によると、国内は自動車部品の販売が増加傾向となったことに加え、家電用ホースの販売が堅調に推移し、産業用ホース、ゴムシートも増加した。
 ゴムシートの売上は前年比一ケタ増となった。
 ゴムシート業界全体の需要動向について同社佐々木博常務取締役は、日本ゴム工業会の統計をもとに、13年の年間では合計生産量が1万8928tで前年比4・7%減、出荷量1万8870tで同4・5%だったと解説した。(日本ゴム工業会統計より、以下同)
 また13年の年間推移は、前半は自動車生産台数の減少や土木関係の需要減などの要因が重なり、ゴム板生産、出荷ともに1月から8ヵ月連続で前年同月を下回った。
 その後、経済政策の効果や消費増税前の需要前倒し等により自動車産業が回復し、9月にゴム板出荷が9ヵ月ぶりに増加すると、生産は11月にようやく増加に転じ、12月には生産・出荷ともに2ケタ増を記録録し、年間実績で前年比の減少分を5%未満まで圧縮した。
 今後のゴムシート業界の需要動向は、

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