14年1月~4月の値上げ一覧 今後はゴム製品にも波及か

2014年04月14日

ゴムタイムス社

 14年に入り、ゴム・樹脂製品の価格改定が相次いだ。ここへ来て樹脂ホースメーカーによる値上げの動きが目立っている。
 東拓工業は3月1日出荷分より、工業用ホース及び付属品を15%以上の値上げ。カナフレックスコーポレーションは3月20日出荷分より、ホースおよび関連資材などの工業用品全般を15~20%の値上げ。トヨックスは4月21日出荷分より、樹脂製耐圧ホース群を10~13%、ホースと継手の陥没価格商品を15%以上の値上げ。八興は4月21日出荷分より、EIGHTRON製品およびオーダーメイド製品を10~15%の値上げ。弘進ゴムは4月1日出荷分より、樹脂製品全般及び関連製品を15%の値上げ。ユーシー産業は4月以降より、ほとんどの製品価格を5~15%値上げすると発表した。
 この値上げラッシュの背景には昨年来、クラレ、三菱樹脂、住友化学、帝人、電気化学工業など樹脂原料メーカーによる価格改定がくり返されてきた現状がある。

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