取材メモ 下町ボブスレーと町工場の底力

2014年03月10日

ゴムタイムス社

 金メダル1つを含む計8個のメダルを獲得し、18日間にわたって日本中を感動に導いたソチ冬季オリンピック。7日にはパラリンピックが開幕し、再び雪上・氷上での熱い闘いが始まった。
 オリンピック開催前に話題になった競技に「氷上のF1」ボブスレーがある。海外ではフェラーリやBMWが担当するソリ造りに大田区の町工場が結集して挑み、オリンピック出場の夢を追いかけた「下町ボブスレー」プロジェクト。炭素繊維と金属でできたソリには、オイレス工業が提供したゴム部品も大きな役割を果たしているという。また3月1日からは、NHK BSプレミアムでこのプロジェクトを元にしたドラマ(全3話)も放映されている。
 だが、海外の専門家から高い評価を受けたものの「下町ボブスレー」はソチオリンピックに不採用となった。

全文:約666文字

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー