住友化学の25年3月期連結決算は、売上収益が2兆6062億8100万円で同6・5%増、コア営業利益は1405億1900万円(前期は1490億4900万円の損失)、営業利益は1930億3300万円(前期は4888億2600万円の損失)、当期利益は426億8800万円(前期は4654億4900万円の損失)となった。
セグメント別では、エッセンシャル&グリーンマテリアルズでは売上収益は8990億円で前年度比1・5%増、コア営業損失は585億円(前年同期は同891億円の損失)となった。合成樹脂やメタアクリル、各種工業薬品等は原料価格の上昇により、販売価格が上昇した。一方で、事業撤退に伴い、アルミニウム等の出荷が減少した。
26年3月期通期業績予想は、売上収益は2兆3400億円で同10・2%減、コア営業利益は1500億円で同6・7%増、当期利益は400億円で同3・7%増を見込んでいる。
2025年05月20日