豊田合成は10月28日、11月11日から3日間、名古屋市のポートメッセなごやで開催される「メッセナゴヤ2026」に出展すると発表した。今回は、新たなビジネスへの取り組みとして、ゴムとプラスチックの専門メーカーとしての知見を活かしたリサイクル技術や、新規事業(非自動車分野)の取り組みを紹介する。
リサイクル技術では、ゴムとプラスチックの自動車部品の「水平リサイクルを実現した独自の材料・生産技術と製品事例」を展示する。新規事業(非自動車分野)では、社内のビジネスアイデアコンテストから生まれた「いちご栽培システム」や、同社コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の出資先の製品などを紹介する。また、自動車部品の生産時に発生する端材などをアップサイクルしたエシカルブランド「ReーS」の各種商品も紹介・販売する。
出展日時は2026年11月11日~13日の10時~17時、場所はポートメッセなごや(第1展示館)、内容は、リサイクル技術、新規事業(非自動車分野)の紹介となる。
ゴム部品の水平リサイクルでは、自動車部品(ウェザストリップ)の生産工程で生じる廃材を品質の良いリサイクル材として再生。同社が独自開発した「ゴムの脱硫技術」により、リサイクル材を新材に20%配合させたウェザストリップを実用化している。
プラスチック部品の水平リサイクルでは、廃車のプラスチック部品を新車の内装・外装部品へリサイクル。「品質の良いリサイクル原料の確保」(いそのと協業)と同社の「材料改質技術」により、リサイクル材を50%配合しても新材と同等の性能を持つ再生プラスチックを実現した。
新規事業(非自動車分野)では、いちご栽培システム「いなベリー」を紹介する。再生可能エネルギーを利用することで脱炭素に貢献すると共に、いちごを年中収獲できる「栽培システム」の販売に取り組んでいる。
CVC出資先の製品などでは、同社との協業が進んでいるスタートアップの製品・技術を紹介する。KEYes社のスマート南京鍵は、スマホの専用アプリを用いて施錠・解錠操作や、その履歴・権限の管理が可能となり、鍵の管理業務の安全性・利便性を向上させる。このほか、パイフォトニクス社の産業用LED照明装置、トライエッチング社のAI活用による材料開発を紹介する。
エシカルブランド「ReーS」では、リサイクルが難しいエアバッグ生地やハンドルの本革の端材をバッグやペンケースなどに加工し、販売している。



