公益財団法人日本デザイン振興会は10月15日、2026年度グッドデザイン賞を発表した。今年度のグッドデザイン賞は4月1日に募集を開始。審査対象となった5111件に対し、二次にわたる厳正な審査を経て、全1484件の受賞が決定した。ゴム関連企業では、ブリヂストンとTOYO TIREのタイヤメーカーをはじめ、日進ゴムと伊藤忠商事、リーガルコーポレーションの3社が共同開発したオリジナルソール「EARTH GRIP by MILVASTA」や東商ゴム工業が開発したシリコーンゴム製のホイッスル「雫音(しずね)」も受賞した。
ブリヂストンは、乗用車用タイヤの「BLIZZAK WZー1」、「FINESSA HB01」、「ALENZA LX200」、「DUELER A/T002 TYPE G」の4商品、グループ会社のブリヂストンサイクルのロードバイク1商品「ANCHOR RE6」の計5商品が受賞した。優れたデザイン性とモノづくりへのこだわりが評価された。
TOYO TIREは、EV路線バス向け専用タイヤ「NANOENERGY M648 EV」と大型4軸低床トラック向けオールウェザータイヤ「M630」の2製品が受賞した。受賞した2製品は、EV路線バスおよび大型4軸低床トラックがそれぞれ抱える課題に着目。車両特性や使用環境に応じた専用設計によって求められる性能を追求した。
日進ゴム、伊藤忠商事、リーガルコーポレーションの3社が共同開発したオリジナルソール「EARTH GRIP by MILVASTA」は、日進ゴムと伊藤忠商事が開発したアンチスリップソールブランド。靴底は、特殊な六角形状とV字意匠、最適化されたゴム配合により、美しさと実用性を高いレベルで融合させた点が評価された。
東商ゴム工業のシリコーンゴム製のホイッスル「雫音」は、災害時や事故時に自分の居場所を知らせ、救助につなげることを目的に開発した。素材のシリコーンゴムは、同社が独自配合した「Artisan Silicone」を採用。衝撃に強く、曲げても割れにくい弾性を活かし、地震など有事の混乱下でも破損しにくい安全性を実現した。さらに、廃棄対象となった化粧品(コスメ顔料)を回収し、色材へとアップサイクルするなど、改良を重ねた点も評価されたという。
同社の末永大介社長は「新しい素材
2026年10月23日
