積水化学工業は10月15日、同社の大阪本社が入居する堂島関電ビルが、日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞したことを発表した。
同ビルでは、環境負荷の低減と、従業員が働きやすく創造性を発揮できる執務環境の両立を目指している。同社は共同受賞者である3社と連携し、その実現に取り組んだ。
同社の大阪本社が入居する堂島関電ビルは、大阪市北区西天満に位置する、1972年竣工のオフィスビルである。築50年を超える同ビルでは、事業を継続しながら大規模リニューアルを実施した。外観には「積水」を表現する「水」の意匠を採用し、水都大阪の景観との調和を図っている。
今回のリニューアルでは、同用途・同規模での建替えと比較してアップフロントカーボンを約62%削減したことに加え、従業員の生産性・健康性向上に向けた取り組みが評価され、築30年超のテナントビルとして初めて「CASBEEスマートウェルネスオフィス認証」最高位Sランクを取得している。
同ビルでは、同社が開発したフィルム型ペロブスカイト太陽電池が国内で初めて建物の外壁に常設実装され、発電量や経年変化などの長期的な品質評価の場として活用されている。
また、フィルム型ペロブスカイト太陽電池で発電した電力を館内のコワーキングスペースで利用するなど、再生可能エネルギーの利用拡大にもつなげている。
さらに、中間膜をはじめとする同社グループの製品・技術が20品目以上採用されている。





