UBEマシナリーがトヨタ自動車に納入 国内過去最大のダイカストマシン

2026年10月16日

ゴムタイムス社

 UBEグループの機械事業の中核会社であるUBEマシナリーは10月14日、トヨタ自動車より9000tダイカストマシンを受注し、2025年3月に納入完了したと発表した。同マシンは、国内に納入されるダイカストマシンとして過去最大の型締力を有するものとなる。
 同社は、電気自動車(BEV)を中心とした車体構造部品をアルミニウム合金で一体成形するダイカスト技術「ギガキャスト」に対応した最大型締力9000tまでのダイカストマシンをラインナップし、自動車産業の変革に貢献している。
 同納入を以て、国内各社に対し「ギガキャスト」に対応した9000t、6500t、4500tダイカストマシンの受注実績を有したこととなる。これらの実績を通じて、世界的な需要拡大と競争激化が進む大型ダイカストマシン市場において、日本メーカーならではの高い鋳造技術、品質および信頼性を強みとして、グローバル市場での優位性を高めていく。
 溶融した軽合金を金型内に充填することによって、自動車のエンジン部品や高強度足廻り部品、車体構造部品、薄物大型家電部品など、広範囲な金属製品を生産する方法がダイカスト法であり、金型を装着しダイカスト法を実現する機械がダイカストマシンとなる。同社は、1962年に1号機を納入して以来、常にダイカスト技術の革新により、時代のニーズに合致したダイカストマシンの開発に取り組んでいる。
 ギガキャストとは、溶融したアルミニウム合金で、電気自動車(BEV)を中心とした車体構造部品を一体成形する鋳造技術となる。同技術により、部品点数や製造工程の大幅な削減が可能となる。

9000tダイカストマシンの外観

9000tダイカストマシンの外観

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