NOKは10月15日、2026年10月17日・18日に鳥取県倉吉市で開催される「ぼうさいこくたい2026in鳥取(内閣府等主催)」の併催イベント「防災のテーマパーク(鳥取県主催)」に出展すると発表した。
災害発生時には、避難所などの音環境の改善を通じたストレスの軽減や、インフラ復旧現場などでの二次災害の防止が重要な課題となる。同展示では、こうした課題に対し、同社グループが長年培ってきた材料技術や防音技術などを生かした「段ボール製吸音材パネル」「加圧式大容量浄水器」「硫化水素検知ゴム」の3つの製品・技術を紹介する。
防災産業展示エリアでは、段ボール製吸音材パネル(開発品)、加圧式大容量浄水器(開発品)、硫化水素検知ゴムを展示する。
段ボール製吸音材パネルは、災害時の避難所パーテーションなどでの一時的な使用を想定した段ボール製の吸音材パネルとなる。人が多く集まる空間での反響音や話し声を抑えることで、少しでも落ち着いた環境づくりをサポートする。素材には、調達が容易で取り回しがよく、廃棄やリサイクルが容易な段ボールを採用した。表面に施したパンチング穴によるヘルムホルツ共鳴を利用して吸音する仕組みとなる。組み立て前は重ねて保管できるため、防災備蓄にも適している。
加圧式大容量浄水器は、災害時にトイレ・清掃・入浴用の生活用水を確保するため、大型の中空糸膜モジュールと加圧式ポンプを備えた浄水器で、同社グループが開発を進めている。同社グループでは、家庭用浄水器から業務用水処理機器まで、35年以上にわたり国内外で採用実績を持つ中空糸膜モジュールを量産している。こうした技術を生かした同製品を生活用水の確保に向けて備えておくことで、いざというときの水に対する不安の軽減を目指している。
硫化水素検知ゴムは、硫化水素ガスに触れると不可逆的に変色するゴム製の検知材となる。変色によりガスの発生履歴を確認できる。被災時におけるインフラ復旧現場や、避難所周辺のマンホール・下水配管での二次災害(有毒ガス発生)リスクを低減する技術として展示する。電源やメンテナンスは不要で、つり下げるだけで容易に設置が可能となる。耐水性にも優れ、水滴が付着するような環境でも使用できる。
イベント名は「ぼうさいこくたい2026in鳥取」併催「防災のテーマパーク」、出展エリアは防災産業展示エリア、開催日時は2026年10月17日・18日10時30分~16時、開催場所はふれあい広場(エースパック未来中心)、大御堂廃寺跡となる。
2026年10月16日



