ブリヂストンリテールジャパン 接客・技能グランプリを開催

2026年10月09日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月7日、同社のグループ会社であるブリヂストンリテールジャパンが、乗用車用タイヤチェーン店「タイヤ館」および「コクピット」のスタッフを対象に、ユーザーの困りごと・要望への対応力や商品・サービス提案力を競う「接客グランプリ」、ならびにタイヤ交換作業の正確さを競う「技能グランプリ」を2026年9月16日に開催したと発表した。
 今年新たに設立された研修施設BーSolution Learning Center(BーSLC)で実施された両競技会には、地区予選を含め総勢約3000名が参加し、実際の店舗空間を再現した実践的な環境で知識や技術の研鑽を行った。
 ユーザーの価値観やカーライフが多様化する中、自動車関連商品・サービスを提供する販売現場では、商品の機能や性能を説明することに加え、ユーザー一人ひとりの困りごとやニーズ、実現したいカーライフに沿った商品・サービスの価値を提案する接客力が求められている。また、自動車アフターマーケット業界では、安全で高品質な作業を継続的に提供するとともに、技術・ノウハウの継承や人財育成を進めることが重要な課題となっている。
 同社グループは、こうした課題に対応するため、商品提供に加え、ユーザーや社会への価値創造を担うソリューション事業の強化を推進している。「接客・技能グランプリ」の取り組みにより、ユーザーの困りごとやニーズに寄り添い価値提案する接客力と、ユーザーの安心・安全を支える作業標準に基づいた高品質な作業力を磨き、タイヤ専門店を支える人財を育成している。乗用車向け小売サービスソリューション事業の強化とサービス品質の向上を図り、ユーザーの安心・安全で快適なカーライフの実現に貢献していく。
 ユーザーへの対応力・提案力を競う「接客グランプリ」は、主に店舗でユーザーと商談を行う小売スタッフの育成を目的として実施しており、本年で25回目を迎えた。今年のテーマは「タイヤ専門店ならではの価値提案による、ユーザーに寄り添った商談の確立」となる。競技はロールプレイング形式で、選手(スタッフ)が客役に対し商談を行う。今回は、従来の会議室での実施から、実際の店舗を再現したBーSLCを活用し、実物のタイヤディスプレイなども取り入れることで、よりリアルな商談シチュエーションを追求した。これにより、選手は今まで以上に実践的な環境で接客や提案スキルを磨くことが可能となり、日常業務に直結する実践力の向上を図ることができた。さらに、単にユーザーのニーズに合った商品を提案するだけでなく、ユーザーが実現したいことや困りごとに耳を傾け、その解決につながる商品の価値を提案する商談へと競技内容を見直した。動画やデータなどで視覚的にわかりやすく説明する同社独自のタブレットツール「BーLinC」も活用し、商品の性能や特長を伝えるだけではなく、ユーザーの安心・安全で快適なカーライフにつながる総合的な提案力を競い合った。
 作業標準に基づいたタイヤ交換作業を競う「技能グランプリ」は、主にタイヤの交換・脱着作業等を行うサービススタッフの育成を目的とし、2023年から導入しており、本年で4回目となる。今年は「作業標準を軸とした作業品質の向上、およびチームワークによる更なる安全性の追求」をテーマに、競技を実施した。従来はタイヤ脱着と交換作業をそれぞれ2人1組で個別に実施していたのに対し、今年は実際のタイヤ交換の繁忙期を想定し、2人1組でタイヤ脱着と組替え作業を同時に行う内容へ見直した。これにより、異なる作業を同時に行う環境においても、作業標準を遵守し、スタッフ間で確実に連携することで、安全で安定した作業品質を提供する力の向上につなげる。また、今年も昨年同様、若手スタッフの作業力向上を目的に、1人は作業経験年数5年未満のスタッフとすることで、引き続き後進育成も推進している。ベテランと若手が切磋琢磨し、作業標準に準拠した安心・安全な作業と、確実な声かけや役割連携を競い合うことで、店舗の作業品質とチーム力の底上げを図った。

競技の様子、左から接客グランプリ、技能グランプリ

競技の様子、左から接客グランプリ、技能グランプリ

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