ブリヂストンは9月10日、同社グループ会社であるブリヂストンタイヤソリューションジャパンが、毎年重要な取り組みとして継続している、トラック・バス向けタイヤメンテナンス技能の競技会「第16回技能グランプリ全国大会」ならびに輸送事業者へのソリューション提案・営業力の競技会「第4回ソリューションエンジニアコンテスト全国大会」を、2026年9月9日に福岡県北九州市で開催したと発表した。両競技会には、地区予選を含め総勢739名が参加し、知識や技術の研鑽を行った。
日本の輸送業界を取り巻く環境は、輸送の安全性やSDGsへの取り組み、燃料費の高騰、人手不足や働き方改革への対応など、課題が多様化・複雑化している。これらの課題に対して、同社は2026年4月に開所した新たな研修施設BーSolution Learning Center(BーSLC)を活用し、顧客価値を創造できる人財の育成を更に強化している。さらに、同競技会で認定された「技能マイスター」や「ソリューションエンジニア」は、高品質なサービスの提供にとどまらず、BーSLCをはじめ各研修の講師として後進の育成も行い、グループ全体の技能・知識レベル向上にも貢献している。同競技会を通じて、継続的な人財育成の好循環を生み出し、ソリューション事業を推進することで、より安心・安全な輸送業界の実現に向けて、足元から支えていく。
トラック・バス向けタイヤメンテナンスの技能を競う「技能グランプリ」では、同社グループは、輸送事業者の安全運行を確保するために独自のトラック・バス用タイヤの作業標準を策定・展開し、高いサービス品質の維持・向上に取り組んでいる。今年は、全国の同社グループおよび関連のトラック・バス用タイヤ販売店から377名が地区予選に出場し、予選を勝ち抜いた代表選手40名が、全国大会においてタイヤメンテナンスの作業スキルや、ユーザーへのアドバイス力を実作業形式で競った。
「技能グランプリ」では、高い技能を有するメンテナンススタッフを「技能エキスパート」に認定し、その中で技術および知識の観点から特に優れたスタッフを「技能マイスター」として認定している。今大会では新たに17名が技能エキスパートに認定され、うち8名が技能マイスターに認定された。2010年の第1回大会から同大会までの参加者は、のべ5500名以上で、「技能エキスパート」・「技能マイスター」の認定数は総勢156名まで増えた。
今年の競技会では、社会課題である車輪脱落事故防止に向けた新たな取り組みとして、輸送事業者32名を会場へ招き、「技能マイスター」を講師として講演形式で研修を行う「技能マイスタープレゼンテーション」を開催した。今回は、車輪脱落事故防止のためのタイヤメンテナンスの重要ポイントや、安心・安全な輸送を支える同社の強みを説明し、競技を見学することで、同取り組みを理解してもらった。
ソリューションビジネスの提案・営業力を競う「ソリューションエンジニアコンテスト」は、ソリューションビジネスの起点である販売現場における営業品質の向上と提案・商談スキル伝承による人財育成の強化を目的としている。市場環境の変化やユーザーの多様な課題を的確に捉え、最適な「Tire Solution」を提案・商談する力をロールプレイング形式で競い合った。
今年は同社グループおよび関連のトラック・バス用タイヤ販売店のセールススタッフ362名が地区予選に出場、全国大会では代表20名がソリューション提案・商談スキルを披露し、最優秀1名、優秀者2名が表彰された。
今年は、新たに「ユーザーに提示する見積内容」も評価対象に加えることで、見積作成力やユーザー視点での提案の質といった実商談力を重視した内容へと進化した。これにより、ソリューション提案力をさらに高め、ユーザーの円滑な稼働と満足度向上を目指す。
2026年09月14日


