住友化学が12製品・技術を認定 スミカ・サステナブル・ソリューション

2026年09月10日

ゴムタイムス社

 住友化学は9月8日、今年で11年目となる持続可能な社会の実現に向けた取り組み「Sumika Sustainable Solutions」(スミカ・サステナブル・ソリューション)において、新たに12の製品・技術を認定したことを発表した。これにより、認定製品・技術数は計101となり、売上収益は5556億円、全社売上収益に占める割合は24%となった。

 同社は、2016年から、温暖化対策や環境負荷低減などに貢献する同社グループの製品・技術を複数の外部有識者による検証を経て、SSSとして自社で認定する取り組みを行ってきた。今後のSSS売上収益目標は、2030年度までに1兆2000億円と設定している。

 今回認定された製品・技術は、プラムや桃などの核果類の間引きを化学的に行う摘果剤「Accede」、省資源化や温室効果ガス(GHG)排出量削減に貢献するモバイル端末やIT機器向けの「薄型タッチデバイス」、リサイクルポリプロピレン(PP)材でありながらバージンPP材と同等の高品質を有するグラスファイバーPP材「Thermofil Circle series 15R Recycled glass fiber Polypropylene」、建築廃材や食品残渣を燃料とし安定的かつ効率的に発電する「建築廃材によるバイオマス発電技術」、化学製品の複雑な製造プロセスにも対応する製品カーボンフットプリント(CFP)算定ツール「CFPーTOMO」などである。各製品・技術はSDGsの各目標と関連付けられており、それぞれの分野での貢献が期待される。

 なお、同社は23年より、同社製品・技術のカーボンニュートラルに対する貢献度合いをより明確に示すための新指標「Science Based Contributions」を公開している。SBCは、SSS認定品の中から、確実にGHG排出量削減が見込まれる最終製品や技術を厳選した上で、それらの製品・技術の活用を通じて、社会でどの程度の量のGHGが削減されたかを定量的かつ科学的に算定、可視化するものである。25年度のSBCの実績は714万トンとなった。同社はこのSBCを、ステークホルダーへの積極的な情報開示の一指標として活用し、世界のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進する。

大型液晶ディスプレイ用偏光板

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薄型タッチデバイス

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