DUNLOP、子会社を合併し社名変更 スポーツ施設整備事業を強化

2026年09月03日

ゴムタイムス社

 DUNLOPは9月1日、同社の100%子会社である住ゴム産業とスポーツサーフェスが、住ゴム産業を存続会社として、2027年1月1日付で合併することを発表した。また、同日付で住ゴム産業の社名をダンロップフィールズに変更する。今回の合併により、スポーツ施設整備事業における営業力および施工力を強化し、顧客への提供価値向上を図る。

 同社グループは、テニスボールやラケットなどの用品事業、テニス施設の運営事業および施設の整備事業を展開し、テニスを取り巻く競技環境全体に価値を提供している。テニスにおける用品、施設運営、施設整備を同一グループ内で展開している企業は国内では同社グループのみである。今回の合併によって、両社が展開してきたスポーツ施設整備事業の経営資源を集結し、営業力、施工力を強化する。これにより、顧客の多様なニーズに応える体制を構築し、スポーツ文化・環境の発展に貢献していく。

 合併の背景として、同社グループは、テニスを取り巻く競技環境全体に価値を提供している。そのなかで、住ゴム産業とスポーツサーフェスは、スポーツ施設向けの人工芝やハードコートの販売・施工を担ってきた。スポーツ施設に求められる価値が多様化するなか、顧客の課題により的確に対応するとともに、営業領域の拡大や施工体制の強化を図るために両社を合併することとした。

 合併による主な効果として、「営業力の強化」では、住ゴム産業が展開する砂入り人工芝コート「オムニコート」と、スポーツサーフェス社が展開するハードコート「DecoTurf(デコターフ)」の両製品を同時に提案できる体制を構築する。両社が保有する製品ラインアップや営業アセットを活用することで、利用目的や競技レベル、施設条件に応じた最適なサーフェス提案が可能となる。さらに、ハードコートの営業拠点を、従来の東京・大阪拠点から住ゴム産業の全国拠点へ拡大する。全国規模での営業活動を強化し、より迅速かつきめ細かく、顧客の幅広いニーズに対応する。それにより、テニスコート市場でのさらなるシェアアップを目指す。

 「施工力の強化」では、両社の施工技術、人材、ノウハウを集結することで施工体制を強化する。施工キャパシティを拡大して、施工人材不足への対応力向上を図るとともに、高品質な施工サービスを提供する。

 「ブランド力の強化」では、新会社ダンロップフィールズの発足により、同社グループのスポーツ施設整備事業を包括的に展開する体制を構築する。「ダンロップ」の名を冠した社名とすることで、グループのスポーツ事業との連携をより明確にし、同社グループ長期経営戦略「R.I.S.E. 2035」で掲げている「DUNLOPをさらに強くする」の実現に貢献していく。

住ゴム産業が販売、施工するテニス用砂入り人工芝「オムニコート」

住ゴム産業が販売、施工するテニス用砂入り人工芝「オムニコート」

有明テニスの森公園(東京都)の全屋外コートに採用された、スポーツサーフェス社が販売、施工するテニス用ハードコート「DecoTurf(デコターフ)」

有明テニスの森公園(東京都)の全屋外コートに採用された、スポーツサーフェス社が販売、施工するテニス用ハードコート「DecoTurf(デコターフ)」

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