住友理工、米国オハイオ工場 自動車用防振ゴムの生産増強

2026年08月06日

ゴムタイムス社

 住友理工は8月5日、米国で自動車用防振ゴムを製造・販売する同社グループ会社のSumiRiko Ohioの工場における生産能力を増強すると発表した。投資額は約460万米ドルで、同月の稼働開始を予定している。
 北米OEMから受注したピックアップトラック向け防振ゴムの量産に向け、製造設備を新たに導入し、市場変化に柔軟に対応できる生産ラインへの強化を行う。同車種のモデルチェンジにあたり、OEMの要求に対応した同社の製品開発および供給体制が評価され、エンジンマウント(防振ゴム)の受注にいたった。今回の設備投資により、SumiRiko Ohioの生産能力は約15%増強する見込みとなる。
 ユーザーのサプライチェーン構造に対応するため、同社グループはこれまで防振ゴムをはじめとする自動車用品を世界5極で製品開発・供給体制を整備し、グローバル・システムサプライヤーとしての地位を確立してきた。OEMからの受注を契機とした米国生産拠点の強化により、北米市場での安定した供給体制を一層整えるとともに、今後も持続的な投資と雇用創出を通じ、地域経済に貢献していく。
 同社グループは、経営ビジョン「2029年住友理工グループVision」にて、実現したい未来社会像として、「自然と都市と人の空間が繋がるグリーンで快適な社会」を掲げている。約70年にわたって培った防振技術をさらに進展させ、次世代モビリティへの進化に対応した製品の開発・供給を続けていくとともに、安全・快適の提供拡大に向けた技術の進化・融合を推進していく。

スミリコオハイオ

スミリコオハイオ

稼働予定の製造ライン

稼働予定の製造ライン

 

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