住友化学の2027年3月期第1四半期連結決算は、売上収益が5781億9900万円で前年同期比9・9%増、コア営業利益は623億3600万円で同125・2%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は407億8200万円(前年同期は45億2300万円の損失)となった。
セグメント別にみると、エッセンシャル&グリーンマテリアルズの売上収益は1702億円で同48億円増、コア営業利益は272億円で同327億円改善となった。持分法適用会社であるラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーの交易条件が改善したことや、合成樹脂等で市況の上昇に伴い在庫評価との差益が発生した。
ICT&モビリティソリューションの売上収益は1486億円で同112億円増、コア営業利益は130億円で同53億円減となった。前連結会計年度の大型液晶ディスプレイ(LCD)用偏光フィルム事業の抜本的構造改革実施及びそれに伴う譲渡益の剥落の影響があった。半導体プロセス材料は、高純度ケミカルやフォトレジストの需要が拡大し売上収益は増加したが、固定費の増加もありコア営業利益への影響は限定的だった。
2027年3月期通期連結業績予想は直近に公表されている業績予想からの修正は無く、売上収益2兆3600億円で前期比1・4%増、コア営業利益は2150億円で同3・2%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は700億円で同14・9%増を見込んでいる。
