クレハは8月3日、産総研グループ(産業技術総合研究所およびAIST Solutions)と、2026年8月1日付で、産総研内に「クレハー産総研 アグリフロンティア連携研究ラボ」を設立したことを発表した。
同社は、2026年度を初年度とするクレハグループ「2035年度 長期経営計画」ーTechnology to Value(技術の進化を更なる価値へ)、「中期経営計画(2026~2028年度)」ーTechnology to Value 2028(技術を価値へ)を策定した。2つの主力事業(機能製品、樹脂製品)に加え、化学製品事業のライフサイエンス領域を育成・強化し、3事業のポートフォリオ体制を確立することを基本方針としている。
また、同社のライフサイエンス領域の中でも、農業分野は安定的かつ持続的な食料生産・供給といった社会課題の解決に直結する重要な領域となる。同社がグローバル競争を勝ち抜く技術立社として持続的に成長していくため、本分野における研究開発力および技術競争力の高度化を推進している。
本研究ラボでは、同社がこれまで培ってきた農業に関連するノウハウ・技術的基盤と、産総研が有する先進的な研究設備・技術・知見を組み合わせることにより、持続可能な農業を実現するイノベーションを創出し、安定した食料生産・供給という社会課題への貢献を目指す。まずは、こうした取り組みを通じて、同社の独自技術を確実に収益へ結び付けるべく、新規農薬やバイオスティミュラントなどの農業資材の創出を推進していくとしている。
