ヒューマンライフ分野増収増益 積水化成品の4~6月期

2026年08月05日

ゴムタイムス社

 積水化成品工業の27年3月期第1四半期連結決算は、売上高が256億900万円で前年同期比19・9%減、営業利益が10億4400万円で同298・1%増、経常利益が11億6400万円で同426・8%増、四半期純利益が17億9500万円で同476・8%増となった。

 ヒューマンライフ分野の売上高は143億3200万円で同10・9%増、セグメント利益は10億2400万円で同80・6%増となった。製品の供給懸念に伴う先入れ需要で販売数量増加や原燃料価格の急激な高騰を受けて販売価格の適正化を進めたことにより増収となった。生産性改善や固定費削減などの収益改善と販売数量増により、セグメント利益は大幅に改善した。
 食領域のエスレンシートでは、スーパー向け食品容器用途の出荷数量は前年をやや上回り、納豆用途や省資源素材などの環境貢献製品の出荷数量も好調に推移した。即席麺用途の出荷数量は前年並みとなった。エスレンビーズでは、農産用途の出荷数量が順調に推移し前年を大きく上回った。水産用途も先入れ需要により前年を上回った。各地域の生協でリサイクル原料を使用したRNWの採用が進んだ。
 住環境・エネルギー領域では、建材関連資材は工事物件が堅調で売上が好調に推移した。土木関連資材は軽量盛土工法で前期に大型案件があり前年比を下回った。下水管や電力管工事などで使用されるFJリングは物件獲得が進み好調だった。

 インダストリー分野の売上高は112億7600万円で同40・8%減、セグメント利益は9億4100万円で同155・0%増となった。欧州のProseatグループ事業会社譲渡により売上高は前年を大幅に下回った。モビリティ領域やエレクトロニクス領域が好調に推移したことに加え、Proseat事業会社譲渡に伴う収益改善もあり、セグメント利益は大幅に改善した。
 モビリティ領域では、自動車部材用途は日本の採用車種が販売好調、北米・北東アジアも好調、全体で前年を大幅に上回った。部品梱包材用途は、日本・南東アジアは前年並み、北東アジアが好調で全体では前年をやや上回った。FRP部材ならびに関連資材はバスが需要好調、建機も堅調に推移し、全体では好調に推移した。
 エレクトロニクス領域では、ピオセランは液晶パネル搬送資材用途が低調に推移、テクポリマーはディスプレイ用途やライティング・塗料用途が好調に推移した。

 27年3月期通期業績予想は、売上高1050億円で前期比7・8%減、営業利益31億円で同21・5%増、経常利益26億円で同15・6%増、当期純利益25億円で同16・4%増を予想している。

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