NOKが下水道展に共同出展 アンモニア・硫化水素検知ゴムを初公開

2026年07月29日

ゴムタイムス社

 NOKは7月27日、2026年8月4日~7日まで東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「下水道展’26 東京」に、2年連続で日油技研工業と共同出展すると発表した。
 同社側では、公共インフラの維持管理において、作業環境の安全性向上や環境対応に貢献する新製品など3点を展示する。なかでも、アンモニアと硫化水素に反応し、変色によってガスの種類を可視化する新開発の「アンモニア・硫化水素検知ゴム」を初公開する。
 老朽化が進む下水道インフラでは、悪臭や管路腐食の原因となる硫化水素やアンモニアなど、目に見えないガスの発生状況を容易に把握することが課題となっている。同社は、これらのガスを可視化する製品を通じて、点検・調査の効率化と作業時の安全性向上に貢献する。
 同社の出展内容は以下の通り。
 アンモニア・硫化水素検知ゴム(開発品/新規出展)。アンモニアと硫化水素に反応し、目に見えないガスを色の変化で可視化する特殊ゴム。アンモニアに触れると濃い青色、硫化水素に触れると黒色に変色する。電源やメンテナンスは不要で、貼る・置くといった簡単な設置により、2種類のガスの発生状況や種類を確認できる。
 リサイクルラバーコースター ご当地マンホールデザイン。ゴム製品の製造過程で発生するバリを再利用したリサイクルコースター。同社のゴム配合・加工技術を生かし、廃材を新たな製品として再生した。ご当地マンホールのデザインを施し、自治体グッズやノベルティとしての活用を想定している。
 硫化水素検知ゴム。硫化水素ガスに触れると変色するゴム製の検知材。硫化水素に触れると不可逆的に変色するため、ガスの発生履歴を確認できる。電源やメンテナンスは不要で、吊り下げるだけで容易に設置が可能。耐水性にも優れ、水滴が付着するようなマンホール内の環境でも使用できる。数時間から数週間にわたる調査に対応し、本格的な機器調査に先立つ異臭の簡易調査や発生箇所の絞り込み、広範囲にわたる複数地点での予備調査に最適となる。
 共同出展者 日油技研工業の出展内容は以下の通り。
 硫化水素インジケータ。約10分~30分などの短時間での硫化水素調査に使用できるインジケータ。同社の長期向け「硫化水素検知ゴム」と組み合わせることで、現場の状況に応じたスポット調査から継続調査まで、切れ目のないガス対策が可能となる。
 油検知インジケータ「ローユマーク」。変色によって設備の油漏れを可視化できるインジケータ。電源や特殊な工具などは不要で、貼るだけで施工が完了する。点検作業の効率化とトラブルの未然防止に貢献する。
 温度管理用示温材「サーモラベル」。特定の温度に達すると色が変わるラベル等の温度検知材。電源が不要で、色の変化から温度履歴をひと目で簡単に把握できる。電気設備の保守や製造工程などの現場における温度管理に使用されている。
 下水道展’26 東京は、主催は日本下水道協会、会期は2026年8月4日~7日10時~17時、(初日開館10時30分、最終日閉館16時)、会場は東京ビッグサイト西展示棟1F(東京都江東区有明3ー11ー1)で開催する。同社ブース小間番号はATー206となる。

アンモニアに反応

アンモニアに反応

硫化水素に反応

硫化水素に反応

ご当地マンホールデザイン

ご当地マンホールデザイン

 

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