「すべてを持続可能に」を企業ビジョンに掲げるミシュランは7月17日、史上初となるミシュランガイドのワインセレクション、「ミシュラングレープ」を発表した。世界のワイン愛好家にとって重要な産地であるブルゴーニュ地方のドメーヌが、世界初の「ミシュラングレープ」セレクションとして紹介される。今回発表となるセレクションはミシュランガイド公式ウェブサイト及びアプリで公開している。
ブルゴーニュ地方の94軒のドメーヌがこの歴史的な初のセレクションとして紹介された。内訳は、9軒のドメーヌが最高評価である3ミシュラングレープの評価、20軒のドメーヌが2ミシュラングレープの評価、33軒のドメーヌが1ミシュラングレープの評価を受けた。
昨年12月にセレクションの開始を告げたミシュラングレープは、レストランやホテルに続くミシュランガイドの新たな専門領域として、世界各地の優れたワイン生産者に光を当てるものとなる。選定にあたっては、ミシュランガイドが国際的な専門家チームを編成し、独立した立場から評価を行った。評価は、世界のすべてのワイン産地に共通して適用される一貫した5つの基準に基づいて行い、各ドメーヌの卓越性を総合的に評価する。
5つの評価基準は以下の通り。アグロノミーの質では、ワインの品質に直結する重要な要素として、ブドウの樹、土壌の健全性のバランス、徹底した手入れ、丁寧さを評価する。
テクニカルマスタリーでは、ワイン醸造における技術力に焦点を当てる。テロワールや品種を映し出し、緻密で厳格な醸造プロセスによって生み出された完成度の高いワインが求められる。
アイデンティティでは、個性、土地の特徴、文化的背景を反映したワインを造り出す生産者に焦点を当てる。
バランスでは、酸味、タンニン、樽香、アルコール度数、甘味とのバランスを重視する。
一貫性では、困難な年であっても品質が保たれているかを確認するため、複数のヴィンテージで評価する。ミシュランガイドは、時を重ねるほど深みと優れた味わいを増すワインを称える。
2026年07月21日

