デンカ、28年8月で生産終了 特殊ゴム「デンカER」事業撤退

2026年07月21日

ゴムタイムス社

 デンカは7月17日、千葉工場(千葉県市原市)で生産する特殊ゴム「デンカ ER」の事業から撤退することを決定したと発表した。生産終了時期は2028年8月(2030年3月末販売終了)となる。
 デンカ ERはアクリルゴムとフッ素ゴムの中間領域をカバーする耐熱性と耐油性に優れた、同社独自開発の特殊ゴムとして、1982年4月に上市した。主に自動車用ホース材料として販売してきた。しかし、近年は、自動車市場におけるEV化や内燃機関車両の生産減少など、市場環境の変化が進む中、今後の需要拡大は望めず、将来にわたって安定的に収益を確保することは困難と判断し、今回の決定に至ったとしている。
 同件による2027年3月期連結業績への影響は軽微と見込んでいる。今後、開示すべき事項が生じた場合には速やかに知らせるとしている。
 同社は、経営計画「Mission 2030」に基づき、今後も事業ポートフォリオの最適化を図るとともに、成長分野への経営資源の集中を通じて、持続的な企業価値の向上に取り組んでいく。

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