ブリヂストンのエアフリーが実用化 東近江市のけい流カーに導入

2026年07月09日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンと滋賀県東近江市は7月7日、東近江市が運営するグリーンスローモビリティ自動運転サービス「奥永源寺けい流カー」にて、ブリヂストンの空気充填の要らない次世代タイヤ「AirFree」の全国初となる実用化を2026年7月8日より開始すると発表した。
 これまで、全国各地の自治体とブリヂストンが連携し、グリーンスローモビリティに「AirFree」を装着する実証実験を期間限定で実施してきたが、今回、東近江市および運行協力事業者が主体となる定常運行の移動サービスに「AirFree」が実用化される社会実装のステージへ移行する。
 東近江市の中山間地域の奥永源寺地区では、高齢化率が60%を超え、地域の移動を支える担い手不足が深刻化、移動手段の確保が社会課題となっている。タイヤの空気圧管理が不要でパンクもしない「AirFree」を「奥永源寺けい流カー」に装着することで、運行を止めない・メンテナンスの効率化・サステナビリティという「AirFree」独自の価値提供を通じて、モビリティによる社会課題解決への貢献を目指す。今回の社会実装を通じて、両者は住民の安心・安全な移動を持続的に支え、地域交通の維持・発展に貢献する。
 東近江市の小椋正清市長は、「奥永源寺地域は、豊かな自然と歴史に恵まれる一方、高齢化や担い手不足が進み、地域住民の日々の移動手段の確保が重要な課題となっている。本市では、国土交通省や関係機関の支援のもと、道の駅奥永源寺渓流の里を拠点とした自動運転サービスに取り組んできた。このたび、「AirFree」を搭載した車両による社会実装が実現することを大変嬉しく思う。今回の取り組みが、地域住民や来訪者の安全・安心な移動を支えるとともに、中山間地域における持続可能な地域公共交通の実現につながることを期待している。」とコメントした。
 ブリヂストンの蓮沼利幸常務役員BSJPタイヤ販売事業管掌は、「東近江市とブリヂストンは他自治体に先駆けて昨年1月にグリーンスローモビリティの共創に向けた連携協定を締結した。次世代タイヤ「AirFree」は他自治体との実証実験を重ね、東近江市の奥永源寺地区で全国初の社会実装という大きな一歩を踏み出す。地域の皆様の移動手段「奥永源寺けい流カー」の足元を「AirFree」で支え、地域交通の維持・発展に貢献できることを大変嬉しく思っている。また、ブリヂストンは、この共創を通じて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと」にコミットしていく。」とコメントした。

出発式の様子

出発式の様子

「エアフリー」が装着された「奥永源寺けい流カー」 

「エアフリー」が装着された「奥永源寺けい流カー」

空気充填の要らない次世代タイヤ「エアフリー」

空気充填の要らない次世代タイヤ「エアフリー」

 

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