営業利益は約2倍に 櫻護謨の26年3月期決算

2026年05月25日

ゴムタイムス社

 櫻護謨の26年3月期連結決算は、売上高が145億4000万円で前期比19・3%増、営業利益は12億3100万円で同91・3%増、経常利益は11億8800万円で同81・8%増、当期純利益は6億6600万円で同56・4%増となった。

 航空・宇宙、工業用品事業の売上高は57億3100万円で同18・2%増、営業利益は3億4400万円で同72・1%増となった。
 航空・宇宙部門は、官需大型機用部品やエンジン用部品の販売が増加したほか、民需向けシール部品や宇宙関連の製品の販売が伸長している。工業用品部門では、原油貯蔵施設向けタンクシールの大型案件数が前期に比べ増加した結果、販売が増加している。
 利益面では、輸入材料や部品を中心にコスト上昇が継続している。また、当期においては難易度の高い一部製品の生産コスト増加の影響も受けている。一方、売価再設定などの対策効果に加え当期は増収効果が大きく、前期比で増益となった。

 消防・防災事業の売上高は82億9700万円で同21・3%増、営業利益は5億2200万円で同51・8%増となった。
 消防ホース・消火栓ホースの販売は、堅調に推移した。資機材では、災害避難生活の環境改善対応資機材、林野火災対応の資機材、車両積載用の救助資機材の販売が増加している。特殊車両は資材等の一部に調達遅延があり、顧客承認のもと納期を次年度へ延長したことから販売が減少している。
 利益面では、販売費や商材企画開発費用が増加したものの、増収効果により増益となった。

 27年3月期の通期業績予想は、現時点で合理的な算定が困難であるため、業績予想は未定としている。

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