クレハの26年3月期連結決算は、売上収益が1616億8800万円で前期比0・2%減、営業損失は185億9200万円(前年同期は94億2800万円の利益)、税引前損失は183億1000万円(同102億1800万円の利益)、親会社の所有者に帰属する当期損失は106億9300万円(同78億円の利益)となった。
セグメントのうち、機能製品事業は、売上収益が612億7900万円で同6・8%増、営業利益は21億3400万円(同19億9100万円の損失)となった。
リチウムイオン二次電池用バインダー向けのフッ化ビニリデン樹脂の売上げは減少したものの、シェールオイル・ガス掘削用途のPGA(ポリグリコール酸)樹脂加工品およびPPS樹脂の売上げが増加したことに加えて原材料価格の下落もあり、この分野での売上げ、営業利益はともに増加した。
樹脂製品事業は、売上収益が367億2400万円で同9・4%減、営業利益は69億1300万円で同2・6%減となった。
コンシューマー・グッズ分野では、家庭用ラップ「NEWクレラップ」およびフッ化ビニリデン釣糸「シーガー」の売上げが増加し、この分野での売上げ、営業利益はともに増加した。
業務用食品包装材分野では、熱収縮多層フィルムの販売を前年上期で終了したことにより、売上げ、営業利益はともに減少した。
27年3月期の連結業績予想は、売上収益が1720億円で前期比6・4%増、営業利益が110億円、税引前利益は105億円、当期利益が75億円を見込んでいる。
