東洋紡の26年3月期連結業績(25年度)は、売上高が4215億6300万円で前期比0・1%減、営業利益が279億600万円で同67・6%増、経常利益が228億7800万円で同116・0%増、当期純利益が111億7400万円で同457・8%増となった。
セグメント別では、樹脂・ケミカルや環境ファイバーが含まれる環境・機能材の売上高は1101億円で前期比0・6%減、営業利益は97億円で同21・9%増となった。樹脂・ケミカル事業では、エンジニアリングプラスチックは、主に自動車用途の販売増が寄与し、収益が改善した。工業用接着剤(バイロン)は、欧米向けおよび国内向けの塗料・接着用途に加え、東南アジア向け電子材料用途の販売が増加した。環境・ファイバー事業では、環境ソリューションは、EV市場減速の影響により、リチウムイオン電池セパレータ製造工程で使用されるVOC回収装置の出荷が減少した。高機能ファイバーは、国内向け販売が堅調に推移した。不織布マテリアルは、国内生産体制の見直しが進み、収益性が改善した。
今期の27年3月期連結業績(26年度)の見通しについては、現時点で合理的な算定が困難であることから、公表していない。
