電子デバイス事業は増収増益 信越ポリマーの26年3月期

2026年05月01日

ゴムタイムス社

 信越ポリマーの26年3月期連結決算は、売上高は1151億1600万円で前期比4・1%増、営業利益は140億4000万円で同5・8%増、経常利益は140億800万円で同6・0%増、当期純利益は98億9900万円で同5・0%増となった。

 セグメントでは、精密成形品事業の売上高は597億7300万円で同6・7%増、営業利益は102億1800万円で同0・2%減となった。同事業では、半導体関連容器はAI関連など半導体の需要拡大を受け、出荷容器、工程内容器が共に好調に推移した。OA機器用部品はプリンター用ローラの需要サイクルの影響が続いた。キャリアテープ関連製品は、汎用半導体用途は低調だったが、AIサーバー向け大型電子部品用途が好調だったことから前年同期並みを維持した。シリコーンゴム成形品はカテーテルなど医療機器向け部品が伸び前年同期を上回った。

 電子デバイス事業の売上高は257億2600万円で同3・5%増、営業利益は17億1300万円で同43・9%増となった。同事業では、ハイブリッド車販売の堅調に伴い、車載入力デバイスは累計では前年同期を下回ったが、回復基調で推移した。また、ワイパーや延焼防止クッションなど車載シリコーン成形品の需要が増したことでコンポーネント関連製品は前年同期を大幅に上回った。自動車産業以外では、液晶接続用や検査用コネクターは振るわなかったが、VCF(視野範囲/光路制御フィルム)の需要は安定した水準を維持した。

 27年3月期連結業績予想は、現時点で合理的な業績予想の算定が困難であり、公表していない。

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