ブリヂストンがホース新商品発表 耐久性確保で性能向上を実現

2026年06月12日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは6月10日、油圧ホース・水素充填ホースの新商品「ØPTIFY」を発表した。「ØPTIFY」は、耐圧・耐久性能などの強さを確保しながら、従来品対比ホースを軽く・細く・曲げやすくすることにより、ユーザー価値・社会価値に貢献する作業性向上とスペース効率向上を実現する。2026年7月には水素充填ホースの「ØPTIFY」を発売開始し、油圧ホースにも「ØPTIFY」を順次展開していく。
 「ØPTIFY」は、同社がタイヤ事業で長年磨き上げたゴムやスチールコード、複合材の材料技術とホースの設計・製造技術を結集し、耐圧性と耐久性を確保しながら、従来品である「PASCALART」、「JUMBO ACE」、「EPOQU」対比、曲げ半径10%以上低減、15%以上の軽量化などの性能向上を実現する。これにより、作業性やスペース効率の向上に貢献する。
 「ØPTIFY」を構成する、強さとしなやかさを両立するための具体的な技術概要は下記の通り。
 金属ワイヤーゴム間の接着技術と材料配合技術により、強さとしなやかさを両立、金属ワイヤとゴムの配置を最適化する構造設計技術により、高圧化・高耐久性を実現、高速で精密にワイヤを巻きつける生産技術により、上記構造設計技術を適用したホースの量産化を実現。
 工事現場などの建設機械の稼働に不可欠な油圧ホースにおいては、作業性の向上により、スムーズに所定の位置にホースを取付けやすくなり、ホース交換時のダウンタイムの短縮や機械メーカーにおける生産性の向上につながる。
 また、建設機械においては油圧コンポーネントやホースのレイアウトの自由度が強く制約されるという課題に対し、曲げやすさを向上させた油圧ホースの「ØPTIFY」が設計時のレイアウトの自由度向上に貢献する。
 また、水素ステーションなどに導入される水素充填ホースにおいては、超高圧・大流量・曲げやすさを高次元にバランスした水素充填ホースの「ØPTIFY」により、水素ステーションでの充填時間短縮を実現する。これにより、商用車や建設機械を含めて水素車両の普及を後押しし、カーボンニュートラル社会の実現にも貢献していく。
 同社は、今後「ØPTIFY」を油圧ホース・水素充填ホースに順次拡大し、社会インフラを支えるユーザーのイノベーションの推進に貢献しながら、ホース事業のさらなる成長を図っていく。今後、ユーザーとの商品説明会や技術交流会、展示会等を通じて「ØPTIFY」に触れてもらい、作業性向上・スペース効率向上につながる曲げやすさや軽さなどの特長を体感してもらう予定となる。

建設機械の稼働を支える油圧ホース

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