ダイセルは3月26日、同社のモノづくりの革新を担うAIを活用した仕組み「自律型生産システム」を紹介するウェブページを公開した。
2020年8月に完成した同社の「自律型生産システム」は、同社のモノづくりの基盤となる考え方「ダイセル式生産革新」に独自のAIを活用して進化させ、製造工程中のモノを直接見ることができない化学プラントにおけるモノづくりの最適解をアシストするシステムである。
熟練オペレータから抽出した840万件以上のノウハウ、品質やコストなどトレードオフになりがちな各要因の因果関係、約20年蓄積してきた生産運転データ、リアルタイムの生産運転データ、そして化学工学の原理原則を瞬時に組み合わせて演算し、安全・安心、品質、コスト、納期のバランスを鑑みたモノづくりの最適解を高精度で導く。
国内工場に2020年度から導入が始まり、品質の安定化、生産性の向上、設備修繕費の適正化、現場オペレータへの権限委譲とモチベーション向上など、様々な成果が得られている。
同ウェブページでは、自律型生産システムの概要、従来のディープラーニングとは異なる独自AIの詳細、現場への実装の成果と人の働き方の変化、そして目指す未来までを、図表や事例を交えながら分かりやすく解説している。

