住友理工が式典開催 人材育成プログラム50周年

2026年02月19日

ゴムタイムス社

 住友理工は2月17日、1976年に開始した人材育成プログラム「F研(フォアマン研修)」の50周年を迎え、記念式典を開催したと発表した。
 F研は、製造現場における監督者(フォアマン)の育成を目的として、品質管理の推進を起点にスタートした。現地現物で事実を捉えて課題を明確化し、改善へとつなげるプロセスを軸に、時代ごとに求められる重要課題をテーマに据え、現場主導で改善活動を推進できる人材の育成を継続している。
 同研修は、各部署から選抜された3~4名でチームを編成し、約4ヵ月間にわたり所属部署の業務を離れて改善活動に専念する実践型プログラムとなる。2026年1月末時点で217期までが修了し、現在は218期生が研修に取り組んでいる。開始以来の延べ受講者数は5007名、改善テーマ数は1639件に上り、現場力の向上に大きく貢献してきた。
 近年は、同社従業員に加え、国内外のグループ会社従業員や取引先の方々へと参加の輪が広がり、改善を通じた人材育成の取り組みが社内外へと拡大している。また、「住友理工グループ・グローバルF研」を通じ、中国およびタイにおいて、日本のモノづくりの強みと海外拠点の特性を融合させた改善活動を展開し、グローバルでの人材育成を推進している。
 2月13日に開催した記念式典では、これまでの取り組みを振り返るとともに、絶え間ない進化を通じて未来を切り拓く決意を改めて共有した。式典の挨拶で同社社長清水氏は「F 研こそが、当社のモノづくりの原点であり、人を育てる基盤だと考えている。今後も、時代の変化に合わせてF研をさらに磨き上げ、次代の成長につながっていくことを期待している」と述べた。
 同社グループは、経営ビジョン「2029年住友理工グループVision」において、「未来を開拓する人・仲間づくり」を重要な方向性の一つとして掲げている。その実現に向け、長年培ってきたモノづくりの風土と文化を礎に、現場での発見力と改善力を次世代へ継承し、さらなる進化を図っていく。

記念式典の様子

記念式典の様子

成果発表会の様子

成果発表会の様子

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