UBEがImmaterial社へ出資 CO2分離回収技術の確立を目指す

2026年02月18日

ゴムタイムス社

 UBEは2月16日、ImmaterialへシリーズA2ラウンドの資金調達における出資を実行したと発表した。Immaterial社は、高密度モノリシック金属有機構造体(mーMOFs)技術を用いたCO2回収技術の実用化を目指すアーリーステージの企業となる。
 Immaterial社は、イギリスのケンブリッジ大学発のスピンアウト企業であり、mーMOFを用いたガス分離・貯蔵技術のためのエンジニアリングソリューションの開発・製造および提供を中心に事業を展開している。特に、世界で唯一モノリシックMOFを製造できる高度な特許技術を有しており、この技術革新によってCO2回収のためのエンジニアリングソリューションの生産性を向上させている。この技術は、CO2回収にかかる設備投資と運用コストを最低限に抑えることで、産業界の脱炭素化におけるコスト削減に貢献し、バランスシートが逼迫している排出削減困難なセクターでもCO2回収を可能にする。
 同社は「オープンイノベーションによる競争優位性の源泉となる技術の確立」を研究開発方針に掲げ、新たなスペシャリティ事業の創出に取り組んでいる。Immaterial 社が社会実装を目指す高効率・高品質なCO2分離回収技術は、世界的な脱炭素化社会における高い要求を満たす事が期待される。同社はImmaterial社の事業開発および技術開発への支援を通じ、両社の成長と事業の確立・発展を目指す。
 同社グループでは地球環境問題への取り組みにおいて、GHG排出量の削減に努めるとともに、環境に貢献する製品や技術の開発とその実用化を推進している。環境貢献型製品・技術、ソリューションをより多くのユーザーに提供することで、社会全体のカーボンニュートラルに貢献し、同社グループが2030年に目指す姿である「地球環境と人々の健康、そして豊かな未来社会に貢献するスペシャリティ化学を中核とする企業グループ」を実現していく。

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