日本ゼオンが基本合意書締結 SAFプロジェクトの事業化

2026年02月18日

ゴムタイムス社

 日本ゼオンは2月16日、同社とVisolisが、バイオ由来のイソプレンモノマーおよびSAF(持続可能な航空燃料)の事業化および生産設備の投資判断に向けて、今後より密に協業を継続することを合意のうえ、あらためて法的拘束力のあるタームシート(同契約前の基本合意書)を締結したと発表した。
 同合意は、2024年3月のMOU、2025年4月に発表された共同フィージビリティスタディ(FS)の順調な進捗を踏まえ、技術検証から事業化に向けた実行準備段階へ移行するための大きなマイルストーンとなる。
 今回のタームシートにおいて、両社は事業構造、役割分担、技術および開発方針、生産設備の詳細設計や建設候補地の評価、サプライヤーや許認可対応、資金調達プロセスなど、FIDに向けて必要となる主要事項で基本合意した。
 なお、投資計画中の生産設備では、Visolis社の独自技術を用いたバイオマス由来のイソプレンモノマーおよびSAF製造に関わる量産技術の実証後、商業規模で製造することを想定している。バイオイソプレンモノマーは合成ゴムなどの主要原料であり、SAFは航空分野の脱炭素化に不可欠な次世代燃料となる。
 両社は、今後も商業生産および製品の市場提供の早期実現に向けた取り組みを継続していく。

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