大日精化工業の26年3月期第3四半期決算は、売上高は930億7700万円で前年同期比1・4%減、営業利益は61億8200万円で同2・4%増、経常利益は69億3300万円で同6・8%増、四半期純利益は66億9900万円で同34・0%減となった。
カラー&ファンクショナルプロダクトの売上高は514億1700万円で同1・6%増、営業利益は33億3500万円で同22・1%増となった。情報電子業界向けの顔料及び分散体は、液晶ディスプレイ用途が好調に推移したことに加え、国内の輸送機器向け製品も自動車メーカーの稼働回復に伴い復調した。一方で、一部の海外のコンパウンド・着色剤は、需要停滞の影響を受けた。
ポリマー&コーティングマテリアルの売上高は182億1400万円で同5・8%減、営業利益は20億9500万円で同22・4%減。ウレタン樹脂は、主要な採用車種の販売不振の影響により、全体として低調に推移した。一方で、衣料品・服飾品業界のアウトドアウェア用途や情報電子業界向けのコーティング剤については堅調に推移したが、セグメント全体を補うには至らなかった。
グラフィック&プリンティングマテリアルの売上高は234億1300万円で同4・0%減、営業利益は7億3200万円で同21・4%増となった。国内の軟包装向けや飲料ラベル向けグラビアインキは底堅く、前年並みに推移した。オフセットインキは低調に推移した。海外のインドネシア現地法人では第2四半期連結会計期間において競争激化等により売上が低調に推移したが、当第3四半期連結会計期間では回復に転じ、堅調に推移した。
通期の連結業績予想は、直近に公表されている業績予想から修正され、売上高が1230億円で前期比1・4%減、営業利益が76億円で同8・5%増、経常利益が85億円で同9・5%増、純利益が75億円で同27・1%減を見込んでいる。
