ニチリンの25年12月期連結決算は、売上高が736億6800万円で前期比3・2%増、営業利益は90億6000万円で同1・3%減、経常利益は92億3000万円で同11・1%減、親会社株主に帰属する当期純利益は55億1400万円で同10・6%減となった。
日本の売上高は349億3100万円(前年同期は357億7100万円)、営業利益は31億8400万円(同38億800万円)となった。国内向け販売は、価格転嫁の進展もあり堅調に推移した。一方で、輸出においては中国市場での需要の鈍化や顧客の在庫調整等により、前期比で減少した。
北米の売上高は146億3300万円(同144億4500万円)、営業利益は2億6500万円(同11億400万円)となった。6月末での北米子会社NICHIRIN ATCO TEXAS連結子会社化による新規トラック事業が売上に寄与した一方、一部顧客の販売低迷や半導体不足に伴う生産停止の影響を受けた。
中国の売上高は108億3500万円(同112億8000万円)、営業利益は16億5100万円(同14億1400万円)となった。日系メーカーの販売低迷の中、現地メーカー向け管体販売が堅調に推移したことや、日本向け製品輸出の拡大もあった。
アジアの売上高は250億2100万円(同247億9500万円)、営業利益は35億200万円(同33億3100万円)となった。アジア市場は内需を中心に概ね堅調に推移した。
欧州の売上高は80億3500万円(同68億4100万円)、営業利益は1億7500万円(同4000万円)となった。
26年12月期通期業績予想売上高は780億円で前期比5・9%増、営業利益は93億円で同2・6%増、経常利益は95億円で同2・9%増、親会社株主に帰属する当期純利益は56億円で同1・6%増を見込んでいる。
