クリヤマホールディングスの25年12月期連結決算は、売上高が886億8500万円で前期比13・9%増、営業利益は41億200万円で同9・6%減、経常利益は48億2700万円で同8・1%減、親会社株主に帰属する当期純利益は39億4400万円で同11・3%増となった。
セグメント別では、アジア事業の売上高は376億6500万円で同38・0%増、営業利益は32億900万円で同19・6%増となった。
産業資材事業では、主要顧客である農機・建機をはじめとした産業用機械メーカーの生産台数に若干の回復が見られたことから、尿素SCR用モジュール・タンク等の部材や樹脂・ゴム製品等の販売は増加した。また、船舶向け商材の販売も増加した。中国においては、景気低迷により建機の生産台数が停滞したものの、取り扱い商材の幅を拡げたことで、同国での関連商材の販売は増加した。
スポーツ資材分野の主力商材である体育館用床材「タラフレックス」(弾性スポーツシート)は、文教施設や公共の体育館における大型の改修物件が前年同期に比べて少なかったため、販売が減少したが、文教施設向けの「人工芝」の販売が増加した。建設資材分野における鉄道関連商材については、鉄道施設の安全対策強化に伴う改良・改修工事の増加に伴い、「TALEーTILE」(ホーム先端タイル)の販売が増加した。また、商業施設向け床材「スーパー・マテリアルズ」(大判セラミックタイル)の販売は堅調に推移した。
北米事業の売上高は452億7000万円で同1・4%増、営業利益は23億1700万円で同8・9%減となった。米国新政権の関税政策による不透明感が継続する環境下であったが、昨年の米国本社・物流倉庫に続き、本年4月にカナダの物流倉庫を移転・拡張し、物流機能の最適化を推進することで、幅広い分野での各種ホース・継手の販売機会獲得に努めた。
欧州・南米・オセアニア事業の売上高は57億4900万円で同3・5%減、営業利益は2億4600万円で同53・1%減となった。南米のオイルガス関連向け販売は増加し、米国消防機関向け「消防用ホース」の販売に注力したが、主力の欧州域内消防機関向け販売が軟調に推移した。
26年通期の連結業績予想は売上高が960億円で前期比8・2%増、営業利益は48億円で同17・0%増、経常利益は54億円で同11・9%増、親会社株主に帰属する当期純利益は38億円で同3・7%減を見込んでいる。
