住友理工は4月3日、2026年度入社式を開催したと発表した。なお、式典は名古屋市中区の中日ホールで執り行い、今年度の新入社員119名と役員や労働組合代表などの関係者、先輩社員が出席した。
2026年度の入社式は、同社グループ経営ビジョン「2029年住友理工グループVision(2029V)」で掲げる「未来を開拓する人・仲間づくり」の方針のもと、昨年度に引き続き、拠点別ではなく新入社員が一堂に会する形式で実施した。入社式を入社日(4月1日)当日ではなく4月3日に開催することで、入社後の期間に新入社員同士が交流を深め、同社への理解とエンゲージメントを育んだうえで迎えられる、心に残る記念イベントとすることを目指した。
また、入社式を開催する中日ホールは、同社のビル用制振システム「TRCダンパー」が採用されている、同社にとって縁の深い、名古屋を代表する施設の一つとなる。同社技術が活用されている場で新たな仲間を迎えることにより、モノづくりへの誇りと将来への期待を新入社員と共有する意味を持っている。
同社は、2029Vで描いたありたい姿「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」を実現するため、新たなメンバーとともに事業の成長・新しい価値の創造に挑戦していく。
執行役員社長清水氏より新入社員へ向けたメッセージは下記の通り。
新入社員の皆さん、住友理工グループへの入社、誠におめでとうございます。本日、皆さんが新たな一歩を踏み出されたことは、私たちにとっても大きな喜びであり、これからの時代をともに切り拓く仲間をお迎えできたことを、大変心強く感じております。
私たち住友理工は、「素材の力を引き出し、社会の快適をモノづくりで支える」という想いのもと、「高分子材料技術」「総合評価技術」というコアコンピタンスを強みに、世界中で人々の暮らしや社会を支える製品を生み出してきました。
一方で、私たちを取り巻く環境はかつてないスピードで変化し続けています。自動車業界では、「CASE」に代表される技術革新が進み、モビリティのあり方そのものが転換期を迎えています。また、脱炭素社会の実現に向けた動きが世界中で広まるなか、カーボンニュートラルの達成をはじめ、環境への配慮と経済成長を両立させることは、企業にとって重要な責務です。
当社はこうした変化を好機と捉え、経営ビジョン「2029V」を策定しています。ありたい姿「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」を実現するため、当社は3つの方向性を大切にしています。
一つ目は、「未来を開拓する人・仲間づくり」です。従業員一人ひとりの成長こそが、住友理工の未来そのものです。当社は、国籍・性別・文化などの多様性を尊重し、誰もが自分らしく挑戦できる環境を整え、働きがいを持てる企業風土を育んでいます。
二つ目は、「柔軟かつ強固な組織づくり」です。環境変化にしなやかに対応できる経営基盤を整え、「安全」「環境」「コンプライアンス」「品質」を事業運営の基本とし、持続可能な成長に向けた基盤形成を進めています。
そして三つ目は、「持続可能な社会に向けた価値づくり」です。次世代モビリティへの対応に加え、より安全で快適な社会の実現に貢献する技術・製品の創出を加速していきます。
皆さんには、これからの住友理工を担う人材として、固定観念に捉われることなく、自ら考え行動し、未来を切り拓く力を発揮してほしいと期待しています。自分の可能性を信じて、思いきり挑戦してください。
住友事業精神の一つに「萬事入精(ばんじにっせい)」、つまりすべてのことに精魂を込めて取り組む、という言葉があります。今日からの一歩一歩が、皆さんの成長と会社の進化に繋がっていきます。共に学び、共に挑戦し、共に未来を創っていきましょう。


