ファインケミカルは減収増益 三洋貿易の10~12月期

2026年02月11日

ゴムタイムス社

 三洋貿易の26年9月期第1四半期連結決算は、売上高が338億4200万円で前年同期比0・4%減、営業利益は18億8700万円で同2・3%減、経常利益は22億1600万円で同13・0%減、四半期純利益は20億4000万円で同37・9%増となった。

 セグメントのうち、ファインケミカルの売上高は110億6700万円で同1・8%減、セグメント利益は7億3300万円で同2・6%増となった。
 ゴム関連商品は、一部海外グループ会社の業績不調により売上は減少したが、国内向け原材料需要の好調により利益は増加した。
 化学品関連商品は、国内主力商材の需要の弱含み継続により売上は減少したが、販売価格見直しの効果により利益は増加した。

 サステナビリティの売上高は27億400万円で同11・5%増、セグメント利益は2億5800万円で同12・8%減となった。
 グリーンテクノロジー関連商品は、飼料加工機器の関連消耗品販売が堅調であったことや、木質バイオマス関連事業における大型案件の進捗により、売上、利益ともに好調であった。コスモス商事は、海洋開発関連事業の端境期となる影響で海洋調査資機材関連販売が減少、また地熱関連機材販売も減少したことで、売上、利益ともに減少した。

 ライフサイエンスの売上高は、100億1100万円で同3・3%減、営業利益は4億8400万円で同22・9%減となった。

 インダストリアル・プロダクツの売上高は、96億9900万円で同0・6%増、営業利益は、8億6600万円で3・3%増となった。
 モビリティ関連商品は、中国の景気減速の影響を受けて売上は減少したが、為替変動の影響やEMAS SUPPLIES&SERVICESの全株式を取得し、連結の範囲に含めたことにより利益は増加した。
 北米は、Sanyo Corporation of America、Sun Phoenix Mexico, S.A. de C.V.の利益がともに減少した。中国は、景気減速と競争激化による日系自動車メーカーの減産により、Sanyo Tradingの売上、利益ともに減少した。アセアンは、一部地域への輸出好調によりSanyo Trading Asiaの売上、利益ともに好調であった。

 26年9月期通期予想は、売上高は1300億円で前期比2・0%減、営業利益は62億円で同3・6%減、経常利益は65億円で同5・5%減、当期純利益は41億円で同11・2%減を見込んでいる。

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