横浜ゴム、まごころ基金が寄付 こども医療センターへ支援金

2025年11月11日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは11月7日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が2025年10月、神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センターが医療支援を必要とする子どもたちを支援するために開設した「かながわ県立病院小児医療基金」へ活動支援金を寄付したと発表した。
 同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は86万3000円となる。「かながわ県立病院小児医療基金」への寄付は2018年の支援開始以来、6度目となる。
 「かながわ県立病院小児医療基金」は、小児医療の向上を目指し、小児医療に関する研究等への助成、機器備品等の整備、そして患者と家族の療養環境の向上を目指した事業への支援などを行っている。今回の支援金は、NICU(新生児特定集中治療室)・新生児病棟に入院している赤ちゃんに寄り添う家族が利用するファミリールームの備品購入や、院内により明るい雰囲気を作るための壁面アートワーク作成に使用される。
 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立した。
 同社はサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。

ファミリールーム完成イメージ

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