ブリヂストンがレース用技術搭載タイヤ発売 モーターサイクル用のプレミアム品

2025年11月06日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは10月30日、モーターサイクル用プレミアムスポーツタイヤ「バトラックス レーシング ストリート アールエストゥエルブ」を欧米向けに2026年1月、日本向けに2026年2月より発売することを発表した。「BATTLAX RACING STREET RS12」は、商品コンセプト「From Circuit to Street」のもと、レース用タイヤ開発で培われてきた技術を搭載することで、一般公道走行用「BATTLAX」のラインアップの中で最も高いドライグリップ性能を発揮する「断トツ商品」である。

 「BATTLAX RACING STREET RS12」の主な搭載技術は以下の通りとなる。

 レース用タイヤ開発で培われた技術をベースに開発したコンパウンドを搭載した。

 溝比率を最適化した新設計のパタンを採用することで、タイヤ剛性の最適化とコーナリング時の接地面積の拡大により、優れたグリップを実現している。

 新構造として、フロント用には、世界最高峰レースで使用実績のある新構造「HEーMS BELT」を、「BATTLAX」の市販用タイヤとして初めて採用した。伸縮性に優れたベルトがタイヤの接地圧を均一化し、更なるグリップ強化に貢献する。

 2輪耐久レースで勝ち続けてきた技術を基盤とすることで、ドライグリップを中心としたサーキット走行における性能を全方位で向上させており、ラップタイムは従来品「BATTLAX RACING STREET RS11」対比大幅に短縮している。加えて、コンパウンド、パタンデザイン、構造の組合せ最適化により周回数を重ねてもグリップ性能の低下を抑制する。これにより、ドライ路面でのスポーティーな走行や、ワインディングからサーキットまで幅広く走行されるライダーの安心・安全と楽しさを足元から支えていく。

「バトラックス レーシング ストリート アールエストゥエルブ」ロゴマーク

「バトラックス レーシング ストリート アールエストゥエルブ」ロゴマーク

フロント用/リア用

フロント用/リア用

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