TOYO TIREは10月15日、10月11日に北海道陸別町を拠点に開催された「XCRスプリントカップ北海道」の最終戦「とかち2025」において、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」シリーズを供給、サポートした「WISTERIA with TOYO TIRES」がXCー3クラスで優勝を果たし、同クラスでの年間シリーズチャンピオンを獲得したことを発表した。
「XCRスプリントカップ北海道」は、2022年よりシリーズ化された、クロスカントリー車両によるラリーレースである。山間部の林道や砂利道のコースを高速で走破するハイスピードグラベルラリーとして、北海道を舞台に全6戦が開催されるシリーズ戦となる。本ラリーにXCー3クラスより参戦している「WISTERIA with TOYO TIRES」のドライバー藤野秀之選手とコ・ドライバーの玉城詩菜選手は「OPEN COUNTRY R/T」を装着した参戦車両ジムニーシエラで第2戦・3戦・4戦に続き最終戦でも勝利し、年間シリーズチャンピオンを獲得した。
ドライバー藤野秀之選手は、「昨年よりTOYO TIRESからサポートをいただき、ラリーに初挑戦した。2年目の挑戦でまさかシリーズチャンピオンを獲得できるとは思ってもいなかった。『OPEN COUNTRY R/T』が抜群の性能を発揮したことも相まって、ラリーの楽しさを感じることができた。TOYO TIRESをはじめ、関係者の皆さまからのご協力に心より感謝申し上げる。応援いただき誠にありがとうございました」とコメントしている。
コ・ドライバー玉城詩菜選手は、「日頃はドリフト競技のドライバーとして活動するなかで、TOYO TIRESからサポートをいただきラリー競技の世界に飛び込んだ。藤野選手のコ・ドライバーという重責を担うこともあり、コースの習熟と適切なガイドでドライバーの走りを支えるために一戦一戦集中して臨んだ。緊張の毎日だったが、『OPEN COUNTRY R/T』を装着したジムニーシエラは、どのような路面状況においても、高いグリップ性能を発揮し、安心してナビゲートすることができた。本当にありがとうございました」とコメントしている。
なお、同社タイヤサポートチームよりXCー2クラスでは「MMC有志ラリーチーム」がシリーズ2位、XCー3クラスでは「TEAM TRIVAL SPORTS」がシリーズ3位を獲得している。


