横浜ゴムは10月15日、同社のグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」装着車が10月12日に最終戦を終えた「2025年全日本ダートトライアル選手権」において、2クラスでシリーズチャンピオンを獲得したことを発表した。同社は一般ダートから硬質ダート用の「ADVAN A053」、軟質路面用の「ADVAN A031」、超硬質路面用の「ADVAN A036」など幅広い路面に対応するタイヤラインアップを武器に勝利を足元から支えた。
チャンピオンを獲得したのはD2クラスの田口勝彦選手(参戦マシン:HKSランサーエボリューション)とPN3クラスの竹本幸広選手(参戦マシン:YH・KYB・スラパ・GR86)となる。高剛性と軽量性を両立したアルミホイール「ADVAN Racing RCIII」を装着して参戦した田口選手は優勝6回と圧倒的な強さを見せ、2戦を残してチャンピオンに輝いた。また、竹本選手は優勝4回を含め、全8戦の全てのレースで3位以内の好成績を出し続け、最終戦を残してチャンピオンを確定した。両選手は今シリーズのチャンピオン獲得により、D2クラス(2024年までDクラスとして開催)とPN3クラスで3連覇を成し遂げた。
同社は2024~2026年度までの中期経営計画「ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク」のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、「ウィンタータイヤ」、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいる。その中で、モータースポーツ活動を「ADVAN」「GEOLANDAR」のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。







