TOYO TIREは10月9日、冬期タイヤテストコース(北海道常呂郡佐呂間町)の敷地を開放し、本年10月5日に開催された「2025サロマ大収穫祭」(主催:佐呂間町観光物産協会)に協賛したことを発表した。
地域で収穫された農水産物をふるまうサロマ大収穫祭は、今年で27回目を迎えた。佐呂間町の近隣市町村はもちろん、札幌、釧路、室蘭など道内各地から約1万人が来場し、道東地区でも有数の集客を誇るイベントとなっている。
当日は、サロマ湖産の養殖ホタテやサロマ豚四軒團、サロマ黒牛の精肉に南瓜など、町の特産品を扱うブースが終日賑わいを見せたほか、同社ブースでは、同テストコースでの試験を経て開発された乗用車向けスタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ3(オブザーブ ギズ スリー)」などを紹介した。
同社のテストコース所在地であることを縁に、佐呂間町は同じくテストコースを有する宮崎県都農町と経済交流都市協定を締結している。都農町も本会場内に出張ブースを出展、南国の特産品を積極的に紹介し、多くの人だかりができていた。このほか、特設ステージでは有名アーティストによる楽曲演奏や大抽選会なども行なわれ、会場は終日活気に包まれていた。
同社は佐呂間町をはじめ、事業活動を展開する各拠点所在地においてさまざまな地域活動に取り組むことにより、社会的役割を果たして企業市民として貢献していくとしている。

