横浜ゴムが活動支援金を継続支援 NPO法人リビットに寄付

2025年09月04日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは9月1日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が2025年8月、LGBTQの人たちへの支援や理解促進に取り組む認定NPO法人「ReBit(リビット)」へ活動支援金を寄付したことを発表した。同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は100万円となる。同団体への支援は2023年から3年連続となる。

 「ReBit」はLGBTQもありのままで未来を選べる社会を目指し、2009年に学生団体として設立された。現在は認定NPO法人として、LGBTQについての理解を深めるため学校・企業・自治体などへの出張授業や研修、専用教材の提供や、LGBTQを含めた多様な「ちがい」を持つ人たちへ向けたキャリア支援などを行っている。今回の支援金は、小学校や中学校をはじめとする学校の教職員がLGBTQについて学び、安全な学校環境や相談体制を整えるための教材キットを作成する資金に用いられる。

 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。同社はマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。

 同社はサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。

Ally Teacher’s Tool Kitの「安心な学校をつくろう編」

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「ReBit」のロゴマーク

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