横浜ゴムが活動支援金を寄付 インドの給水設備、衛生環境改善

2025年09月04日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは9月1日、同社の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が2025年8月、水・衛生分野に特化して活動する特定非営利活動法人「ウォーターエイドジャパン」へ活動支援金を寄付したと発表した。
 同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は100万円となる。
 「ウォーターエイドジャパン」は「すべての人々がすべての場所で、清潔な水とトイレを利用し、衛生習慣を実践できる世界」の実現を目標に活動する国際NGO「ウォーターエイド」の日本法人となる。「ウォーターエイド」は現在、世界30カ国に拠点を構え、アジア、アフリカ、南米など22カ国で水・衛生問題の解決に取り組んでいる。今回の支援金は、インドにおける給水設備の改修や衛生環境の改善などに活用する。
 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立した。同社はマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。
 同社はサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。

マダガスカルでの支援活動で整備された給水設備を使用する子どもたち

マダガスカルでの支援活動で整備された給水設備を使用する子どもたち

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