レゾナック・ホールディングスは８月５日、統合報告書「ＲＥＳＯＮＡＣ ＲＥＰＯＲＴ ２０２５」を発行し、同社ウェブサイトにて公開したと発表した。
現在定めている長期ビジョンの最終年である本年のレポートでは、初めて「レゾナックの価値創造仮説図」を掲載した。これは、改めて「企業価値を構成するものは何か」から議論を開始し、パーパス「化学の力で社会を変える」を実現する仕組みを図式化したものとなる。
同社は、「企業価値＝戦略×個の力×企業文化」と定義し、この３年間企業価値を高めるための取り組みを重ねてきた。これまで培ってきた強み、これから解決すべき課題は何か。共創型化学会社として、私たちがこれから生み出したい価値は、何で構成されていて（これから強化するものも含む）、成果がどんな指標に表れてくるか、という同社の仮説を一旦表現した。これから、ステークホルダーとの対話を通じ、さらなる価値創出に向けて取り組みをアップデートしていきたいと考えている。
同社は統合報告書を、過去から現在までにどのような価値をどのように生み出してきたのか、将来にわたって価値を創造する仕組みや能力があるのかを伝え、対話をするためのコミュニケーションツールと位置付けて、毎年制作している。ぜひ、このレポートを、大切なステークホルダーとの対話と共創を始めるきっかけにしていきたいと考えている。
「ＲＥＳＯＮＡＣ ＲＥＰＯＲＴ ２０２５」の概要は、日本語の発行時期は２０２５年８月、英語の発行時期は２０２５年９月（予定）、体裁はインタラクティブＰＤＦ、ページ数は本編１１８ページ、データ集22ページ計１４０ページ、報告対象期間は２０２４年１月１日～２０２４年12月31日、ただし、２０２５年１月以降に実施した一部の開示事項や事業活動の内容を含む、対象組織は同社および子会社・関連会社等となる。
章立ては、１章仮説、価値創造の源泉、２章磨いていく資本、３章共創で進める事業、４章私たちのサステナビリティ、５章レゾナックのガバナンス、データ集となる。
昨年のグローバルアワード「ＡＨＡ！」金賞獲得チームメンバーで構成された表紙
