昭和ホールディングスの25年3月期連結決算は、売上高が86億1900万円で前期比2・8%減、営業利益は2500万円で同521・4%増、経常損失は2億6800万円(前年同期は7億8100万円の損失)、当期純損失は2億300万円(同5億3100万円の損失)となった。
セグメントのうち、ゴム事業の売上高が22億2582万円で同10・9%減、セグメント利益は1億4630万円で同10・6%減となった。日本の民間設備投資が減速しており、第4四半期の売上が低調であったこと、中国EV関連の顧客からの受注が停滞し売上高と利益ともに減少した。
26年3月期の連結業績予想については、同社グループを取り巻く事業環境が目まぐるしく変化しており、同社子会社等が進出している各国の状況を詳細に精査・検討を行う必要があることから、公表を差し控えるとしている。