国内・海外とも減収減益 三ツ星ベルトの24年3月期

2024年05月15日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトの24年3月期業績は、売上高840億1400万円で前期比1・3%増、営業利益は77億5900万円で同14・1%減、経常利益は96億500万円で同8・3%減、当期純利益は71億200万円で同0・4%増となった。
 国内ベルトの売上高は273億6200万円で同3・3%減、セグメント利益は80億5300万円で同12・2%減。自動車用ベルトはユーザーの半導体不足に起因する減産が解消され、生産が回復し、売上高が増加した。
 一般産業用ベルトは、24年7月の日本銀行券刷新を控え金融端末向けの受注が好調。一方、射出成形機、工作機械、ロボット業界向けなどの落ち込みで売上高が減少した。
 搬送ベルトは、半導体製造装置向けが低調だったが、食品業界向け補修ベルト販売が好調に推移し、売上高が増加した。合成樹脂素材は前年同期と比較し大口物件が減少し、売上高が減少した。
 海外ベルトの売上高は439億3500万円で同0・7%減、セグメント利益は21億2300万円で同38・6%減。自動車用ベルトは、補修市場はアジアで市中の在庫調整の影響を受け売上が低調だったが、組込向けは中国、米国及び欧州において四輪車用、インドで二輪車用の新規需要獲得により売上高が増加した。
 一般産業用ベルトは、市中の在庫調整に加え市況が低迷したことで売上高が減少した。OA機器用ベルトは、ペーパーレス化による需要減少に伴う顧客での減産で売上高が減少した。
 建設資材の売上高は73億700万円で同41・9%増、セグメント利益は5億8900万円で同188・8%増。建築防水部門は、改修工事の需要が回復し、売上高が増加した。土木遮水部門は廃棄物処分場などの大型工事物件が寄与し、売上高が増加。土木防水部門は23年3月からの事業譲受で売上高が増加した。
 その他には、エンジニアリングストラクチュラル フォーム、電子材料、仕入商品などが含まれるその他の売上高は54億900万円で同3・7%増、セグメント利益は2億900万円で同30・7%増となった。
 25年3月期業績予想は、売上高は885億円で同5・3%増、営業利益は90億5000万円で同16・6%増、経常利益は86億円で同10・5%減、当期純利益は93億円で同30・9%増を予想する。

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