ＵＢＥは11月20日、同社グループにおける機械事業の中核会社・ＵＢＥマシナリーが、カーボンニュートラルに貢献する業界トップクラスの省エネ性能と、省スペース・低床化を実現した射出成形機ｅｍⅢ（イーエムスリー）シリーズに、型締力２０００ｔサイズの大型機を開発し、販売開始したと発表した。
ｅｍⅢシリーズ は型締構造が２プラテン式の電動射出成形機で、２０２０年１月の販売開始以来、国内外のユーザーから高評価されている。これまでの型締力１０５０ｔ、１３００ｔ、１６００ｔに加えて、さらに大型の２０００ｔへラインナップを拡充した。ｅｍⅢシリーズの優れた特長により、自動車、二輪、家電、産業資材、住宅設備など、幅広い業種のユーザーの生産活動により一層貢献していく。
ｅｍⅢシリーズ（１０５０、１３００、１６００、２０００ｔ）の特⻑として、カーボンニュートラルに貢献する省エネ性能の実現と⽔溶性塗料採⽤による環境負荷低減、業界最速のドライサイクル、コンパクトな機⻑、アクセスしやすい低床設計、ＩｏＴ対応のＭＡＣ―ＩＸ制御装置の５点が挙げられる。
なお、ｅｍⅢシリーズの実機（１０５０ｔ）が２０２３年11月28日から幕張メッセで開催される「ＩＰＦ ＪＡＰＡＮ２０２３」で展示される予定となっている。
１３００イーエムスリー
