プライムポリマーがエコマーク取得 Prasus採用の食品パッケージ

2023年07月13日

ゴムタイムス社

 プライムポリマーは7月12日、同社が製造販売するマスバランス方式のバイオマスPP(ポリプロピレン)「Prasus」が日本生活協同組合連合会(日本生協連)の食品パッケージに採用され、マスバランス方式として初のエコマークを取得したと発表した。
 今回、日本生協連が発売する「CO・OP味付のり10切90枚」(9月より順次切り替え予定)の包装パッケージに「Prasus」が採用され、「バイオマス由来特性を割り当てたプラスチックを使用したプラスチック製容器包装」として初のエコマーク認定を受けた。
 日本環境協会が運営するエコマークの認定基準に「バイオマス由来特性を割り当てたプラスチック」(マスバランス方式によるバイオマスプラスチック)が2023年2月1日より新たに導入された。マスバランス方式によるバイオマスプラスチックは、既存の製造設備とプロセスを用いてバイオマスプラスチックを製造でき、石油由来と同等の品質・物性を維持しながらバイオマス化を実現できるという点から、社会全体でのバイオマスプラスチックの使用量を大幅に増やすことが可能になる。
 日本政府が策定した「プラスチック資源循環戦略」では、「バイオマスプラスチック」を2030年までに約200万t導入を目指すことが示されており、プラスチックのバイオマス化は喫緊の課題となっている。
 再生可能資源を原料としたバイオマスプラスチックである「Prasus」はサーキュラー エコノミー社会の実現、そして石油由来資源の使用量削減とCO2排出量削減に貢献することで、カーボンニュートラルの実現に貢献する。
 同社は、今後ともカーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーの実現に向け、「Prasus」の製造と販売を通じて、着実にバイオマスの社会実装を推進していく。
 マスバランス方式(物質収支方式)とは、「原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料(例、バイオマス由来原料)がそうでない原料(例、石油由来原料)と混合する場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法」(環境省バイオプラスチック導入ロードマップ)を言う。
 石油由来のプラスチック・化学品と物性が全く変わらないこと、これまで難しかった素材でもバイオマス化が可能となるなど、カーボンニュートラル社会の実現に向けて社会全体のバイオマス度を向上させるための重要なアプローチとなる。
 また、サーキュラーエコノミーにむけたリサイクルソリューションとして展開していくケミカルリサイクルにおいても、マスバランスは重要な役割を果たす。

食品パッケージに採用されたプラサスが初のエコーマーク取得

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