フッ素ゴムは大幅な増収 ダイキン工業の4~6月期

2022年08月03日

ゴムタイムス社

 ダイキン工業の2023年3月期第1四半期決算は、売上高が9677億5500万円で前年同期比21・1%増、営業利益は1078億6000万円で同1・3%減、経常利益は1095億1500万円で同2・1%減、四半期純利益は705億5100万円で同10・3%減となった。
 化学事業セグメント合計の売上高は639億700万円で同26・8%増、営業利益は125億3500万円で同58・6%増となった。フッ素化学製品全体の販売は半導体・自動車分野を中心に広範囲での堅調な需要に加え、原材料市況高騰を背景とする適正な価格政策を実施した。これにより売上高は前年同期を大きく上回った。
 フッ素樹脂は、世界的な半導体・自動車関連需要の堅調な推移に伴い、売上高は前年同期を上回った。また、フッ素ゴムも自動車関連を中心に需要が堅調なことや原材料市況高騰を背景とした価格政策を実施し、売上高は前年同期を大きく上回った。
 化成品のうち、表面防汚コーティング剤は需要の停滞が見られたものの、撥水撥油剤や半導体向けエッチング剤などの需要が堅調に推移した。これにより、化成品全体の売上高は前年同期を上回った。フルオロカーボンガスは、原材料市況高騰に対応した価格政策の着実な実行や拡販施策に努め、売上高は前年同期を大きく上回った。
 2023年3月期通期連結業績予想は直近の公表値を修正した。売上高は3兆4800億円(前回予想から1000億円増)で前期比11・9%増、営業利益は3500億円(同100億円増)で同10・6%増、経常利益は3550億円(同100億円増)で同8・4%増、当期純利益は2300億円(同20億円増)で同5・6%増を見込んでいる。

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